
塗装できない屋根について
実は、塗装できない屋根があります!
あなたのお家が
当てはまっているかチェック!
主な症状
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層状剥離
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板状のめくれ
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反り
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浮き
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商品名 パミール(ニチハ株式会社)
見られる症状 層状剥離・端部の反り上がりやめくれ・割れや浮き・雨漏りのリスク増加
販売期間 1996~2008年
ニチハ株式会社が製造していたノンアスベスト屋根材で、1996年頃に登場しました。製造上の問題により数年で様々な不具合が多発しています。塗装によるメンテナンスができず、現在は葺き替えが推奨されています。
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商品名 かわらU(積水化学工業)
見られる症状 層状剥離・割れやすい・浮きやズレ・塗膜のはがれ
販売期間 1990年~2007年
積水化学工業が製造していた、瓦の形状を模した軽量屋根材です。ノンアスベスト仕様以降に耐久性が大幅に低下し、不具合が多発しているため塗装が推奨されません。
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商品名 レサス(松下電工)
見られる症状 層状剥離・割れやすい・板状のめくれ
販売期間 1999年~2006年9月
ノンアスベストで作られたスレート屋根材の一つで、主に2000年前後に流通しました。素材の特性上、急速な劣化が確認されています。
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商品名 アーバニーグラッサ(クボタ)
見られる症状 板状端部の割れや剥離・大判欠片の脱落・スリット周辺の破損・反り・浮き
販売期間 2001年12月~2005年11月
クボタ(現ケイミュー)が2001~2005年頃に製造したスレート屋根材。大きなスリットが特徴で高級感のあるデザインでしたが、経年で大きなトラブルの報告が相次ぎました。
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商品名 ザルフグラッサ(クボタ)
見られる症状 部分的な層状剥離・割れ、欠け・表面のめくれ・剥がれ
販売期間 2001年12月~2005年11月
クボタ(現ケイミュー)がノンアスベストで製造したスレート屋根材ザルフの高耐候仕様(2001~2005年販売)。一部で層状剥離など深刻な劣化が確認されており、塗装での対応は困難です。
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商品名 ザルフ(クボタ)
見られる症状 層状剥離・割れ、欠け・表面の色あせとめくれ
販売期間 2001年12月~2006年10月
クボタ(現ケイミュー)が販売したノンアスベストスレート屋根材です。耐久性が低く、2000年代にトラブルが多発したため、塗装対応は推奨されていません。
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商品名 コロニアルNEO(クボタ)
見られる症状 板自体のパキパキとした割れやすさ・層状剥離・表面のめくれ・ひび割れ
販売期間 2001年4月~2008年
クボタ(現ケイミュー)が販売していたノンアスベストスレート屋根材(2001年~2010年頃)。軽さと施工のしやすさが特徴でしたが、耐久性に問題がありました。
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商品名 グリシェイドNEO(クボタ)
見られる症状 層状剥離やひび割れ・欠け、反り・表面の剥がれ
販売期間 2001年9月~2008年
ノンアスベスト化されたグリシェイドシリーズの屋根材です。美観性は高いですが劣化トラブルが多く、塗装でのメンテナンスが難しいとされています。
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商品名 シルバス(松下電工)
見られる症状 層状剥離・表面全体の割れ・欠け・板自体の浮き
販売期間 2001年~2003年10月
2000年代に流通したノンアスベスト屋根材で、製造から短期間での劣化報告が目立ちます。塗装での寿命延伸は困難です。
特定のメーカーの屋根材、または劣化や損傷が著しい状態の屋根は、塗装できません。
特に「パミール」は、まるでミルフィーユのように複数の層で構成されており、どれだけ塗装を施しても屋根材の表面から各層が順次剥がれ、新たな塗膜まで同時に剥がれてしまいます。
元々強度の低い屋根材もひび割れが多く発生していることがあり、強度に問題があるため、塗装の効果が十分に発揮できません。
屋根カバー工法について
塗装できないならどうすれば??そんな時は屋根カバー工法が
おすすめです!
既存の屋根の上に新しく防水シートと屋根材を重ねて取り付ける工事のことです。築年数が経過し、傷みが進行して塗装に向かない屋根のリフォームとして多くの方に選ばれています。
屋根のリフォームの中でも耐久性が高いため、「今後屋根はノーメンテナンスにしたい」という要望から定年退職後の最後リフォームに屋根カバー工事を選ばれる方もいらしゃいます。
エースペイントで使えるカバー
エースペイントではお客様の要望に合わせ
様々な屋根カバーを提案させていただきます!
工事の流れ
実際の工事の流れをご紹介いたします
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工事前の屋根
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足場の設置
高所での作業となる為、安全性の高い足場を設置。
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既存棟の撤去
新たな棟を取りつける為、古い棟を撤去する。
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防水シートの敷設
雨を通さない防水シートを既存の屋根の上に敷く。
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役物取りつけ
軒先に設置する役物と呼ばれる部位を取りつけ。
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本体取りつけ
軒先から順番に屋根本体をビス止めしていく。
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棟板金取りつけ
屋根の一番高い部分に新しい棟を設置。
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完成!
よくあるご質問
屋根が重くなってしまいませんか?
一般的なスレート瓦の重さは1㎡あたり20キロほどです。
その上に載せるカバー工法の屋根材は1㎡あたり5キロほどと軽量な作りになっています。
その為、屋根カバー工法をおこなっても重量増による住宅への負荷や耐震性には問題ありません。
どんな屋根でもカバー工法が
できますか?
カバー工法ができる屋根とできない屋根材があります。
スレート瓦や金属屋根でできている屋根にはカバー工法ができますが、和瓦や洋瓦、コンクリート瓦の屋根ではカバー工法によるリフォームができません。
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