エースペイント便り
天井のシミの原因と対策をプロが徹底解説!費用相場や塗装・防水工事のポイントも
2025年01月10日(金)
スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
大分県大分市の外壁塗装・屋根塗装専門店 エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)です。
「部屋の天井にできたシミが気になる。」
「このまま天井のシミを放置したらどうなる?」
「どうすれば天井のシミを消せる?」
このようなお悩みで、今このページをご覧になっている方は多いと思います。
家の天井にシミができる主な理由は、以下の5つです。
①雨漏り(雨染み)
②漏水
③結露
④動物の糞尿
⑤ラミネート天井の劣化や接着剤
いずれの原因も放置することで、住宅の寿命を縮めたり、そこに住む家族の健康にも被害を及ぼす恐れがあります。
そこでこの記事では「天井のシミ」について以下を中心に解説したいと思います。
・家の天井にできるシミの主な原因
・天井のシミを放置する怖さ
・天井のシミの取り方
気になる天井のシミをなんとかしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
天井のシミの主な原因とは?
天井にできるシミの主な原因は以下のとおりです。
・雨漏り(雨染み)
・漏水
・結露
・動物の糞尿
・ラミネート天井の劣化や接着剤
ここでは、それぞれの原因とその原因かどうかを見分けるポイントについて解説します。
雨漏り(雨染み)
▼この原因を見分けるポイント
・特定の箇所に「にじんだようなシミ」ができている
・雨の日にシミが急速に広がる
・雨の日にポタポタと音がする
・部屋がカビ臭い
・築年数が10年以上
天井のシミで代表的な原因が「雨漏り」です。
雨漏りによってできたシミなので「雨染み」とも呼ばれます。
▼雨漏りによる天井のシミ(雨染み)の例
まずは雨漏りの原因となりやすい場所と劣化症状を見てみましょう。
場所 | 劣化症状 |
屋根 | ・屋根瓦のズレ
・屋根瓦の欠けやひび割れ ・屋根材の劣化 |
外壁 | ・シーリング材の劣化による隙間
・外壁のひび割れ |
ベランダ・バルコニー・屋上 | ・防水塗装の剥がれ
・ひび割れ ・笠木の劣化 ・排水溝の詰まり |
ちなみに「笠木(かさぎ)」とは、手すりが付いている部分にかぶせてある仕上げ材です。
▼「笠木」の例(グレーの部分)
画像:プロタイムズ大野城店
雨漏りの多くは、住宅の劣化症状によるケースが多いです。
一般的に築10年近くで、徐々に劣化症状が出てきます。
雨染みを見つけたら、できるだけ早く補修工事を検討されてください。
雨染みは天井や壁内部の柱、断熱材等が腐食して傷んでいるなど被害が深刻な際に出やすい劣化症状のひとつだからです。
雨漏りの補修にかかる費用は、劣化症状が進めば進むほど高額になります。
雨漏りの被害が深刻になる前にぜひ対処しましょう。
当店、エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)でも、無料の「雨漏り診断」を行なっております。
雨漏りが原因かどうかわからない天井のシミでもお気軽にご相談ください。
漏水
▼この原因を見分けるポイント
・特定の箇所に「にじんだようなシミ」ができている
・マンションやアパート等の集合住宅
・2階にもトイレ等の水まわり設備がある戸建て
・特定の時間(水道を使っている時間)に水の音がする
・特定の時間に天井のシミが広がる
・水を使っていないのに水道メーターが回り続ける
給水管や排水管から漏水した水が、天井にシミを作っているケースです。
配管の老朽化や凍結による破損など、漏水の原因もさまざま。
アパートやマンションであれば、上階からの漏水。
2階にトイレなど水まわり設備のある一軒家なら、給排水管が1階の天井裏を通っており、そこから漏水して1階の天井にシミができている可能性もあります。
結露
▼この原因を見分けるポイント
・冬場に天井のシミが増える
・こまめに換気をしたらシミの発生が抑えられる
屋根裏や天井裏にできた結露が、シミとして現れることもあります。
たとえば、冬場の冷たい外気にさらされる天井裏と暖房のついた暖かい室内。
このような極端な温度差によって天井裏に結露ができ、シミとなるケースです。
本来住宅には、換気口や断熱材といった結露ができないような仕組みが備わっています。
ただ、換気口がうまく機能していなかったり、断熱材が劣化していたり、そもそも住宅の施工不良で換気口がなかったり、とさまざまな理由から空気の循環が間に合わず、結露ができてしまう住宅もなかにはあります。
動物の糞尿
▼この原因を見分けるポイント
・自然に囲まれた住宅(野生動物が多い)
・戸建ての一軒家
・悪臭がする
・天井裏から物音や鳴き声がする(とくに夜に聞こえる)
・外の生ごみが荒らされている
・庭木の果実や畑の野菜が食べられている
屋根裏や天井裏に野生の動物がすみつき、その糞尿がシミの原因となっているケースです。
屋根裏や天井裏をすみかにしやすい野生動物の例を見てみましょう。
・狸
・イタチ
・ハクビシン
・アライグマ
・ネズミ
・コウモリ
▼野生のハクビシンの姿
夜に何かが動き回る物音がしたり、糞尿の悪臭がする場合はこの原因を疑ってください。
もちろん、放置はおすすめしません。衛生的な問題もあれば、野生動物が持つ病原菌によって感染症の恐れもあるからです。
大切な家族やペットを守るためにも、早めの対処をおすすめします。
ラミネート天井の劣化や接着剤
▼この原因を見分けるポイント
・和室の天井
・直線的なシミ(規則性のあるシミ)
・築年数が古い
和室の天井にできた、板を横断するような直線的で規則性のあるシミは、ラミネート天井の劣化や浮き出た接着剤の可能性があります。
ラミネート天井とは、木目模様のプリントとラミネート加工を施した天井板です。和室の天井によく使われます。
ラミネート天井の劣化や接着剤が原因であれば、見た目は気になるものの、対処を急ぐ必要はありません。
とはいえ、やはり実際に天井裏を見るまでは確信できません。
ラミネート天井でも雨漏りや漏水、結露の可能性は十二分にあるため、安易に自分で判断せず一度は現地調査のプロに確認してもらいましょう。
(補足)天井のシミの色について(茶色のシミや黒の斑点)
天井のシミが茶色や黒の斑点だと、ややホラーチックで怖いという方もいるでしょう。
茶色のシミは、雨漏りや漏水などで木材が濡れた際に染み出た色と考えられます。
そして、黒の斑点状のシミは恐らく「黒カビ」です。
天井のシミの色だけでは、原因を特定することはできません。
天井のシミの原因を正確に判断するには、やはり天井裏や屋根裏の立ち入り調査が必須といえるでしょう。
プロタイムズ大分東店(エースペイント株式会社)では、スマホで気になる雨漏り箇所の写真を撮って送っていただくだけで簡易的な診断ができる「スマホでかんたん!お家の健康診断」を実施しています。
詳しい診断方法は、以下のページよりご覧ください。
天井のシミを放置するとどうなる?
「見た目は気になるけど、まだ実害が出てないからもう少し放置しても大丈夫?」
このように考える方も、いるのではないでしょうか。
基本的に天井のシミは、どの原因でも早めの対処が望ましいです。
とくに雨漏りや漏水、結露などは、以下のような二次被害を引き起こす可能性もあります。
・住宅内部の腐食
・カビの発生
・ダニ、シロアリ、ナメクジの発生
・(カビやダニによる)アレルギーなど病気の発症
住宅の内部が傷めば、それだけ家の寿命を縮めることにもなるでしょう。
住宅の傷みが深刻であれば、建て替えを検討する必要性もあります。
それだけでなく、以下のような家族の健康を害する病気を引き起こす原因にもなるのは、見逃せません。
▼住宅に発生するカビが引き起こす病気の例
・喘息
・アトピー
・アレルギー性 気管支肺アスペルギルス症(ABPA)
・過敏性肺炎
すでにお伝えしたとおり、住宅への被害が最小限のうちに補修工事を行なえば、かかる費用も安くすみます。
天井のシミは放置せず、早めの対応を心がけましょう。
天井にできたシミの取り方
天井のシミを取る方法と天井のシミを発見してから、シミ取りまでの流れを解説します。
①シミの原因を特定する(現地調査)
②シミの発生原因を取り除く
③天井のシミを取る
①シミの原因を特定する(現地調査)
天井のシミを根本的に解決するには、まずシミの原因を正確に特定しなければなりません。
しかしそのためには、以下に関する知識と専用機器が必要となります。
・住宅(主に屋根や外壁)に関する知識
・雨漏りに関する知識
・現地調査(住宅診断)に関する知識
実際、知識不足で見当違いの補修工事を行ない、今度は天井の別のところにシミが発生。
しかし「自分の工事とは関係ない」としらを切る、心無い業者もいるようです。
そこで、調査は専門の業者に必ず依頼しましょう。
このとき地元の専門業者であれば、すぐに対応してもらえるためおすすめです。
あきらかに動物の足音がするなら、害獣駆除業者に直接依頼をしてもよいと思います。
ただ、それ以外であれば、天井のシミの原因はわかりません。
その場合は、屋根や外壁などの劣化状況を正確に判断し、劣化症状に対して適切な補修方法や改善案を提案できる地元の専門会社に相談することをおすすめします。
当店エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)では、外装劣化診断士による無料の「雨漏り診断」を行なっております。
雨漏りかわからない天井のシミでも、お気軽にご相談ください。
もちろん、当店での補修工事や契約は必須でなく、雨漏り診断だけでも大歓迎です。しつこい営業もいたしません。
まずは、お住まいが「今どのような状態にあるか」を一緒に確認してみましょう!
補修工事の依頼は、そのあとにゆっくりご家族さまと話し合ってご検討ください。
ご希望の方は、どのような補修工事をすべきかといった専門家からのアドバイスやお見積り(相見積もり)の作成も可能です。
以下のボタンより「天井のシミが気になるので診断してほしい」とお伝えください。
(補足1)築10年以内の新築/分譲マンション/賃貸物件はまず「ここ」に相談!
お住まいによっては、専門業者に相談する前に以下に連絡することをおすすめします。
住宅 | 連絡先 | 説明 |
築10年以内の新築 | 売主 | 「住宅瑕疵担保責任保険」に加入していれば、補修費用を請求できる可能性がある。 |
分譲マンション | 管理組合 | 天井のシミの原因が共有スペースにあれば、補修費用を負担してもらえる可能性がある。 |
賃貸物件 | 大家さん
または管理会社 |
天井のシミの原因が「経年劣化(時間の経過による劣化)」によるものであれば、大家さんや管理会社による補修が義務付けられている。 |
(補足2)自分で屋根裏や天井裏を立ち入り点検するのは危険!
天井のシミの原因を突き止めるために、自分で屋根裏や天井裏に入るのはやめましょう。
住宅に関する知識がなければ、非常に危険だからです。
実際、高所で作業する職人ですら、天井を踏み抜き落下してしまう事故は少なくありません。
知識のない一般人の立ち入りが、どれだけ危ないかは言うまでもないでしょう。
どうしても確認したいのであれば、点検口から覗く程度にしましょう。
このとき、天井裏に敷き詰められた断熱材やチリやホコリが舞うため、必ずマスクとゴーグルとヘルメットを着用してください。
②シミの発生原因を取り除く
天井のシミの原因がわかったら、次にその発生原因を取り除きます。
雨漏りなどの根本的な原因を解決しなければ、またシミができてしまうからです。
ここでは、原因別にどのようなシミの解決方法があるかをご紹介しましょう。
さらに、それぞれの解決方法にかかる費用にも触れていきます。
【雨漏り】
天井のシミの原因が雨漏りだった場合は、雨水の浸入箇所を補修工事する必要があります。
雨漏りによる被害や劣化状況によって、補修工事の内容は変わります。
雨漏りの原因別に補修方法とかかる費用の相場を見ていきましょう。
雨漏りの原因 | 補修方法と費用相場 |
屋根瓦のズレやひび割れ
(部分補修) |
(瓦の差し替え)
1万~5万円 (シーリング工事) 5万~10万円 (部分的な葺き直し) 5万~20万円 |
屋根全体の劣化 | (棟板金や谷樋の撤去・交換)
20万~50万円 (重ね葺き工事) 60万~100万円 (葺き替え工事) 100万~150万円 |
外壁のひび割れ
|
(シーリング工事)
5万円 (外壁塗装工事) 5万~30万円 (外壁の張り替え工事) 10万~50万円 |
外壁全体の劣化 | (外壁塗装工事)
100万円前後 (外壁の張り替え工事) 150万円以上 |
ベランダ・バルコニー・屋上の防水塗装の剥がれ | (防水工事)
10万~80万円 |
雨漏りの応急処置
(簡易補修) |
2~3万円 |
※上記はあくまで目安です。実際の費用は各会社にお問い合わせください。
なお、費用は雨漏りの進行具合と劣化状況を含め、以下の要素によっても左右されます。
・屋根や外壁の種類
・防水工事の種類
・人件費
雨漏りの補修にかかる費用の相場は、しっかりと相見積もりを取って確認しましょう。
もし、金銭面などですぐに対応するのが難しいのであれば、応急処置を依頼することもできますのでご検討ください。
【漏水】
漏水工事にかかる費用の目安 | 約2万~約6万円 |
高額になるケース | ・隠れた配管の漏水工事
・部品を丸ごと交換 ・特殊な機材の使用 |
漏水が原因の場合は、水が漏れている箇所の配管修理を専門業者に依頼しましょう。
また、漏水による被害が住宅内部の木材など建材にまで及んでいるのであれば、その部分の補修工事も必要となる可能性があります。
急速に天井のシミが広がっているなど漏水被害が深刻であれば、応急処置として防水テープで水漏れ箇所を塞いだり、水道の止水栓を一時的に閉めることも検討しましょう。
【結露】
結露対策にかかる費用の目安 | 0円~約200万円以上 |
高額になるケース | ・換気口の増設
・断熱材の変更 |
天井のシミの原因が結露だった場合は、以下のような対処を行ないます。
・定期的に換気をする
・除湿する
・天井裏の換気口や断熱材を見直す
換気や除湿は、もちろん無料で行なえる対処法です。
一方で、換気口や断熱材の見直しは、専門の業者に依頼する必要があります。
結露対策の内容によっては、数百万円と高額な費用がかかるケースもあるため予算と相談して対処されるとよいでしょう。
【動物の糞尿】
害獣駆除にかかる費用の目安 | 約1万~約30万円 |
高額になるケース | ・動物の種類
・野生動物の数が多い ・動物の行動範囲が広い(天井が広い) ・築年数が古い(侵入経路が多い) ・糞尿が多いなど清掃や消毒の負担が大きい |
ほとんどの野生動物(害獣)は「鳥獣保護管理法」という法で守られています。
そのため、自治体の許可を得ずに捕獲・駆除することができません。
そこで、まずはお住まいの役所に天井裏の野生動物について相談してみましょう。
自治体が捕獲や駆除を行なうことはありませんが、信頼できる害獣駆除業者を紹介してくれたり、捕獲用の罠を無料で貸し出してくれたりなど各種サービスを受けることができます。
害獣駆除業者に依頼すれば、野生動物を追い出し、清掃と消毒、そして侵入経路を塞いで害獣対策を行なってもらえます。
とはいえ、サービス内容が充実しているほど高額な費用がかかるようです。
もしくは、無理のない範囲で自分で野生動物を追い出す策を講じるのもよいでしょう。
たとえば、以下のような手段があります。
・超音波発生器の設置
・点滅ライトの設置
・忌避剤をまく
【ラミネート天井の劣化や接着剤】
天井の張り替えにかかる費用の目安 | 約3万~10万円 |
高額になるケース | ・天井板や下地板が傷んでいる |
ラミネート天井に関しては、とくに急いで対処する必要はありません。
ただ、見た目が気になるのであれば、天井の張り替えを検討するとよいでしょう。
③天井のシミを取る
天井のシミの発生原因を取り除いても、部屋の天井のシミはそのままです。
そのため別途、天井のシミ取りをする必要があります。
天井のシミは、自分でやるDIYの方法が2つ。
そして、専門業者に依頼する方法が1つで「計3つ」です。
1)「市販の漂白剤」を使ったシミの消し方(白い天井に限る)
2)「塗料」で塗りつぶすシミの消し方
3)「クロスの張り替え」によるシミの消し方
1)「市販の漂白剤」を使ったシミの消し方(白い天井に限る)
白い天井にのみ使える、シミの消し方です。
①市販の漂白剤を「10〜50%」に薄める
②スプレーボトルに入れてシミに吹きかける(色ムラになるので何度も吹きかけない)
③数分間おいて、濡れた雑巾で漂白剤を拭き取る
④乾いた雑巾で水分を取り除く
⑤シミの箇所を自然乾燥させる(1~2日間)
上記の方法で、一度にシミを消そうとする必要はありません。
数日間かけて、何度も上記を繰り返し、少しずつシミを薄くしていく意識でシミ取りは行ないましょう。
なお、漂白剤を扱うので手袋とマスク、ゴーグルを忘れずに。
2)「塗料」で塗りつぶすシミの消し方
ホームセンター等に売ってある塗料で、天井のシミを塗りつぶす消し方です。
①シミの周囲をマスキングテープで覆う(養生)
②シミ止めシーラーを下地として塗って乾燥させる
③ローラーやハケでシミの箇所を「薄く」塗装する
④しっかり乾燥させてから再度、薄く塗料を塗り重ねる
⑤「③+④」を2~3回繰り返す
シミ止めシーラーは、シミが浮き出てくるのを防ぐものです。
同じくホームセンターで購入できます。
乾燥時間は製品ごとに変わることもあるため、塗料も含めよく注意書きを読みましょう。
きれいに塗るコツは、薄く、数回に分けて塗り重ねることです。
厚く塗ってしまうと、ひび割れの原因となってしまいます。
3)「クロスの張り替え」によるシミの消し方
天井のクロス(張り紙)を張り替えてシミを消す方法です。
この方法が一番きれいで、確実に天井のシミを取ることができます。
クロスの張り替えは、専門業者(主に内装リフォーム業者)に依頼するのが一般的。
また、部分的にクロスを張り替えると色の差が目立つため、全面の張り替えが基本です。
ちなみに、クロスの部分張り替えと全面張り替えの費用はそれほど変わりません。
ただし、天井の下地が劣化している場合はクロスの張り替えだけでなく、下地材や天井材の張り替えが必要になるケースもあるためご注意ください。
▼「天井の張り替えによるシミの消し方」にかかる費用
天井の張り替えによるシミの消し方 | 費用相場 |
クロスの張り替え | 約3万~15万円 |
下地材の張り替え | 約3万円~20万円 |
天井材の張り替え | 約5万円~20万円 |
※天井の面積や足場の組み立て有無によっても変わる
天井のシミの現地調査を依頼すべき会社
天井のシミの原因を特定する調査も、信頼のできる会社に依頼したいものです。
そこで、ここでは現地調査を任せたい、信頼できる調査会社の特徴をご紹介します。
・「外装劣化診断士」が在籍している
・1時間以上の丁寧な現地調査を行なう
・天井の張り替えなど内装リフォームも依頼できる
「外装劣化診断士」が在籍している
すでにお話ししたとおり「外装劣化診断士」は住宅診断のプロです。
「一般社団法人住宅保全推進協会」による民間の認定資格ですがその合格率は「50%」。
民間資格にしては合格率が低めであり、難易度も高いといえます。
そんな外装劣化診断士の存在は、信頼できる現地調査をしてもらえる会社かどうか、判断するひとつの基準におすすめです。
1時間以上の丁寧な現地調査を行なう
住宅の状態を把握していなければ、もちろん適切な補修工事はできません。
最悪、お客様の悩みも解決できない、なんてことも。
丁寧な現地調査かどうかを判断するポイントとしては、以下があります。
・診断にかかる時間の長さ(最低でも1時間以上)
・診断項目の細かさ
・診断結果の報告方法(報告書の有無、説明の丁寧さ、写真や動画の撮影)
一般的に現地調査は、最低でも1時間近くかかります。
ここまでかかるのは、現地調査で見るべき場所・やるべき事が多いからです。
▼当店の「現地調査(住宅診断)」のフロー
当店では、約50個以上の国土交通省が設定した診断項目を丁寧に確認していきます。
そのため、どうしても1時間以上はかかるのです。
さらに「散水調査」や「赤外線サーモグラフィ調査」など目視以外の調査方法も適宜検討していくため、2時間ほど診断にかかるケースもあります。
実際、この現地調査がいい加減な業者もなかにはいるようです。
診断結果を口頭で簡単に伝えるだけであったり、雨漏り等の原因箇所についてはっきりとした説明がなかったり。
当店では、現地調査後の診断結果を写真入りの報告書にまとめてお渡ししています。
それだけでなく、症状箇所の写真や動画を撮ってお見せすることも可能です。
お住まいの状態についても時間をかけて説明もいたします。
現地調査に対する丁寧さと診断の正確さは、そのあとの施工にもかかわる要素です。
依頼する際は、その会社がどのような現地調査をしてくれるかよくご確認ください。
▼当店の「現地調査(住宅診断)」に関するクチコミ例
“「雨漏れ」箇所を散水テストで特定し、対策後の散水テストも何度もし確実に漏れない事を確認してくれ、他の窓も横展開してくれました。「高寿命塗料」を提案してくれ、丁寧な作業で出来上がりも良く、施工をお願いして良かったです。”
引用:エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)「ご利用いただいたお客様のリアルな声をご紹介」
天井の張り替えなど内装リフォームも依頼できる
雨漏りや漏水といった「シミの原因解決」とクロスの張り替えなどの「天井のシミ取り」を一緒にしてくれる業者に現地調査も依頼しましょう。
先ほどもお話ししたとおり、天井のシミは別途対応を依頼しなければなりません。
しかし、やり取りをする業者が増えると、それだけスケジュール調整や打ち合わせの回数も増えて負担となってしまいます。
そこで一緒にできる業者に依頼できれば、その手間を最小限に抑えることができます。
効率的に補修工事を進めるためにも、天井のシミ取り依頼を1社にまとめてみてはいかがでしょうか。
なお、当店も内装リフォーム工事に対応しています。
詳しい施工事例は、以下のページをご覧ください。
リンク ▶エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)の「内装リフォーム工事」の事例
【大分市にお住まいの方】天井のシミのご相談は「エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)」へ!
今回は、天井のシミの原因とその取り方について解説しました。
住宅の天井のシミには、大きく5つの原因があります。
①雨漏り(雨染み)
②漏水
③結露
④動物の糞尿
⑤ラミネート天井の劣化や接着剤
天井のシミを放置することで住宅はますます劣化してしまいます。
また、家族の健康被害を招く恐れもあるため、天井のシミは見つけ次第、早めの対応をおすすめします。
大分県大分市で天井のシミに関するご相談は当店「エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)」にお任せください。
執筆者/監修者
代表取締役
阿南 春男
私は、大分県大分市出身で、15歳の時に塗装の仕事に出会い、塗装一筋に30年やってきました。
大分県大分市を始めとする地域の多数のお住まいの外壁、屋根塗装工事を施工させていただいております。
「~まごころ~正直に一生懸命」を理念に日々現場と向きあっております。
リフォーム業界では現在でも手抜き工事、不良施工などを行う悪質業者が絶えない現状があります。私たちはそんな現状を無くす為にもしっかりとした現場調査、外装劣化診断を行ない、全ての情報を包み隠さずお客様にお知らせし、全てを理解していただいた上で最適な提案と施工をご提供致します。
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