大分市の外壁塗装でシリコン塗料が選ばれる理由

エースペイント便り

2024年07月24日(水)

皆様こんにちは！
エースペイント株式会社　プロタイムズ大分東店です☺
エースペイント便りをご覧いただきありがとうございます。

今回は、シリコン塗料についてお話ししたいと思います！

シリコン塗料とは？

塗料は、顔料・樹脂・添加剤・水もしくは溶剤の４つの成分でできています。シリコン塗料とは４つの成分のうち樹脂がシリコンの塗料のことです。

【シリコン樹脂の性能】
汚れにくく、塗膜の最大の劣化原因である紫外線に強いという性能があります。シリコン塗料に高い耐久性があるのは、こうした性能を持つシリコン樹脂が含まれているからです。

シリコン塗料のメリット

➀コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は品質と価格のバランスに優れた塗料です。安価なウレタン塗料に比べると価格は少し高いですが、塗膜の持ちは1.5～2倍近く差があります。シリコン塗料は数ある塗料のグレードや価格帯の中で中間の立ち位置にあり、総合的にバランスの良い塗料です。

②耐候性が高い
シリコン塗料は、塗料の主成分であるアクリルシリコン樹脂の中に、ガラスを形成している結合と同じシロキサン結合という成分が含まれている為、紫外線や熱・雨に強く、高い耐候性があると言われています。そのため塗膜の劣化の進行が遅く、美しい光沢の外壁を長期間にわたって保つことが期待できます。

➂汚れが付きにくい
シリコン塗料は、水がなじみやすい性質を持っています。そのため塗膜に汚れが付着しても、塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流してくれる特徴があります。結果、長期的に美しい外観を保つことが期待できます。

シリコン塗料のデメリット

➀フッ素・無機塗料などと比べると耐久性が低い
シリコン塗料　約7～10年
フッ素塗料　約15年～
無機塗料　約15年から
※上記は平均的な耐久年数です。

耐久年数は製品により異なるため一概には言えませんが、フッ素塗料、無機塗料に比べ、シリコン塗料の耐久年数は低い傾向にあります。耐久年数が短いということは、劣化の進行が早いということです。劣化が進行すれば、頻度高く外壁塗装をしなければならなくなります。今後長く住み続ける場合には、高額なフッ素塗料、無機塗料を使用するよりも安価なシリコン塗料で塗装をする方が、塗装回数が増える分費用が余計にかかってしまう可能性もあります。

②商品選びが難しい
シリコン塗料は各メーカーで多数種類があるため、どのシリコン塗料にするか決めるのは難しく、商品選びをおろそかにしてしまうと、その後の屋根や外壁の劣化スピードに影響してしまいます。

他の塗料との違い

シリコン以外の塗料をご紹介します。

■アクリル塗料
耐久性が他塗料と比べて低いため、現在外壁塗装に使用されることはあまりない。
・耐久性：約3～５年
・相場価格（1缶あたり）：5,000～15,000円
・メリット：価格が安い、光沢・艶がある
・デメリット：耐久性が低い（耐久性が低いため塗装回数が増え
トータルコストで考えると割高になることもある

■ウレタン塗料
シリコン塗料が外壁塗装の主流になる前に広く普及していた塗料
・耐久性：約5～7年
・相場価格（1缶あたり）：5,000～20,000円
・メリット：アクリル塗料よりも長持ち、独特の光沢がある
・デメリット：耐久性が低め

■フッ素塗料
高品質塗料。頻繁な塗替えが難しい商業施設や大型ビルなどで使われることも多い。
・耐久性：約15年～
・相場価格（1缶あたり）：40,000～100,000円
・メリット：耐久性が高い、高級感のある艶感がある
汚れや水を弾く撥水性に優れている
・デメリット：ひび割れしやすい（塗膜が硬くなる製品が多い）
1回にかかる塗装費用が割高

■無機塗料
主成分が無機物のため、紫外線に強く耐久性が高い。
・耐久性：約15年～
・相場価格（1缶あたり）：50,000～120,000
・メリット：耐久性が高い、カビや藻が発生しにくい
・デメリット：塗膜が非常に硬く、ひび割れが発生しやすい
1回にかかる塗装費用が割高