エースペイント便り
外壁塗装中の洗濯物はどうする?ベランダNGの理由と部屋干し対策・生活影響の乗り切り方【大分市|プロタイムズ大分東店】
2025年10月15日(水)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
大分県大分市の外壁塗装・屋根塗装専門店「エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)」です。
「外壁塗装が始まると、家族の洗濯物はどうしたらいいの?」
「ベランダにも干せないなんて…部屋干しだと生乾きの臭いが心配」
「子どもの制服や夫の仕事着もあるのに…」
こんな心配をお持ちかもしれません。
外壁塗装中は足場の設置や塗料の飛散防止のため、基本的に洗濯物の外干しはできません。でも大丈夫です。この記事では、
・塗装工事中は洗濯物を外に干せない
・車や外出の支障はあるか
・生活への影響と対策
なぜベランダに干せないのか、部屋干しを快適にするコツ、乾きやすい干し方、臭い対策など、工事中でも家事負担を増やさない具体的な方法をご紹介します。工事の進行状況によって干せる日もあるので、業者との上手な打ち合わせポイントもお伝えします。工事中の生活をスムーズに乗り切るヒントが満載です。
動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!
1.結論:外壁塗装中の洗濯物は基本「部屋干し」
外壁塗装中の洗濯物は基本的に部屋干しが望ましいといえます。ここでは、以下の3点について解説します。
・洗濯物の外干しはNG!塗装工事期間は部屋干しで
・工程によってはベランダもNG
・工事が始まったときは誰に相談する?
洗濯物に関して詳しく説明します。
洗濯物の外干しはNG!塗装工事期間は部屋干しで
外壁塗装の工事期間中は、洗濯物を外に干すことは避けましょう。塗料の飛散や足場の設置により、衣類が汚れたり作業の妨げになったりする恐れがあります。
工程によってはベランダもNG
作業工程によっては、ベランダで洗濯物を干すのも避けた方が無難です。高圧洗浄の工程では、強い水圧の洗浄水が飛散し洗濯物が濡れてしまうため、ベランダの外干しはNGです。また、防水工事や塗装の仕上げ段階でも施工面を濡らしたり汚したりしないために、ベランダの使用自体ができなくなることがあります。
これらの制限は工程や作業内容によって期間や範囲が異なるため、工事前に業者と十分に確認したほうがよいでしょう。
工事が始まったときは誰に相談する?
外壁塗装工事が始まった後、洗濯物について相談したい場合は、現場の職人や営業担当者に相談することが大切です。工事の進行状況によっては、一時的に洗濯物を外で干せるタイミングや安全に干せる場所を案内してくれることもあります。
また、塗料の飛散や臭い、作業の邪魔にならないように調整するため、業者とこまめにコミュニケーションを取ることで安心して過ごせます。急な相談でも対応してもらえるので、気軽に連絡しながら工事期間中の生活を快適にしましょう。
外に洗濯物を干すことについて詳しく知りたい方は、こちらの動画もご覧ください。
この間はお部屋での室内干しがベストな選択です。乾きを早めるためにサーキュレーターを活用したり、時間に余裕がないときはコインランドリーの利用も検討してみてください。工事の円滑な進行と衣類に汚れを付けないためにご協力をお願いします。
2.外干しNG・ベランダNGの理由
なぜ、外干しやベランダ干しがNGなのでしょうか。主な理由は以下の3つです。
・洗濯物が乾きにくくなったり、塗料の匂いが洗濯物に移ったりするから
・作業の安全確保に支障をきたすから
・バルコニー床も塗装対象となるから
NG理由を詳しく解説します。
洗濯物が乾きにくくなったり、塗料の匂いが洗濯物に移ったりするから
外壁塗装の工事期間中は、建物を囲む足場と養生シートが設置されるため、空気の流れが大幅に制限されます。このため外に干した衣類は十分に乾かない状況が生じます。また、作業中に使用される塗料からは独特の匂いが発生し、これが長時間外にある洗濯物に吸着してしまうことも。
さらに高圧洗浄や塗装作業時には水滴や微細な塗料粒子が飛散するため、せっかく洗った衣類が再び汚れてしまう可能性も高いのです。
作業の安全確保に支障をきたすから
外壁塗装工事中は、職人の方々が足場上で安全に移動し作業するためのスペースが必要です。ベランダや軒下に干された洗濯物は、この移動経路を塞いでしまい、作業効率を下げるだけでなく危険な状況を生み出してしまいます。
特に風の強い日には、揺れる洗濯物が作業員の視界を遮ったり、バランスを崩す原因になる可能性があります。また、洗濯物が足場や塗装道具に絡まることで、思わぬ器具の落下事故につながる恐れもあります。
バルコニー床も塗装対象となるから
外壁塗装の工事では、多くの場合バルコニー床面も重要な施工箇所となっています。床面は日々の生活で最も摩耗しやすく、雨風にさらされることで防水機能が低下しがちな部分です。そのため工事では床の防水処理や保護コーティングも行われることが一般的です。
この作業中はバルコニー全体が施工エリアとなるため、洗濯物を干すスペースが確保できません。また、乾燥途中の塗料に物が触れると仕上がりに影響するだけでなく、衣類自体も汚れてしまいます。
3.例外対応:外に干せるタイミングは?
自宅近くにコインランドリーがなく、室内での干し場所も確保できない状況では、外干しの必要性が生じることもあるでしょう。このような場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
・外壁塗装の日程を確認する
・洗濯物を干せるのは休工日や夜間
・干す前日までに、必ず職人や担当者と確認する
工事中に外干しする際のタイミングや注意点について解説します。
外壁塗装の日程を確認する
外壁塗装工事でも、状況によっては洗濯物を外に干せるタイミングがあります。まずは施工業者から提供される「工事工程表」を確認しましょう。業者の休業日や作業がない時間帯は外干しができる可能性があります。
また、現場調査日や養生前の準備期間、検査日などは比較的干しやすい日といえるでしょう。特に塗装作業と高圧洗浄が行われない日を把握することが重要です。
洗濯物を干せるのは休工日や夜間
外壁塗装の工事期間中でも、作業員が不在となる時間帯を活用すれば洗濯物を外に干すことができる場合があります。特に業者が休みとなる日は、塗料の飛散や高圧洗浄の水しぶきを気にせず利用できるチャンスです。また、職人さんが帰宅した夕方以降から翌朝の作業開始までの間なら、外干しが可能なケースも多いでしょう。
干す前日までに、必ず職人や担当者と確認する
外に干す際は、必ず前日までに現場の職人さんや工事担当者への確認が欠かせません。天候変化や作業進捗によって予定が変更されることも多く、当初の工程表通りに進まないケースがよくあります。
また、翌日の作業内容によっては、塗料の準備や足場の調整が早朝から始まることもあるため、その日の作業予定を把握しておくことが重要です。ひと言確認するだけで洗濯物の汚損リスクを大幅に減らせますし、業者側も配慮しやすくなります。
スムーズな工事進行と日常生活の両立のために、コミュニケーションを大切にしましょう。
4.部屋干しを快適にするコツ
洗濯物を外に干せないため、部屋干しが基本となります。しかし、部屋干しには臭いの問題などがあり、心配する方もいらっしゃるでしょう。
・快適な部屋干しの方法
・部屋干し臭の対策
・コインランドリーを活用すると?
ここでは、部屋干しの方法や部屋干し集の対策、コインランドリーの活用について解説します。
快適な部屋干しの方法
外壁塗装中の室内干しをストレスなく行うには、いくつかのコツがあります。まず除湿器とサーキュレーターの併用が効果的です。除湿器は部屋の水分を取り除き、サーキュレーターは風を送ることで乾燥を早めます。サーキュレーターは洗濯物の下から斜め上に風を送ると効率的です。
干し方も重要で、衣類同士の間隔を10cm以上空け、風通しを確保しましょう。半乾きになったら裏返すことで均一に乾かせます。また、ハンガーに2箇所で吊るすと形崩れを防ぎながら乾きやすくなります。これらの工夫で室内干しでも快適な乾燥環境が作れます。
部屋干し臭の対策
部屋干し臭をなくすためには、以下の方法が考えられます。
・酸素系漂白剤の利用
・すすぎ設定の工夫
・乾燥時間の短縮
酸素系漂白剤は通常の洗剤より殺菌力が強く、臭いの元となる雑菌の繁殖を防ぎます。つけ置き洗いや洗濯時に利用すると効果的です。洗濯物に洗剤残留があると雑菌が増えやすいため、すすぎは十分に行いましょう。すすぎを多めに設定すると洗剤残りが減り、臭い発生を抑えます。
菌の繁殖を防ぐためには、できるだけ早く洗濯物を乾かすことが大切です。除湿器やサーキュレーターなどを活用し、洗濯物の間隔をあけて風通しを良くし、裏返して干すと乾燥が早まります。
コインランドリーを活用すると?
外壁塗装期間中の洗濯物問題を解決する強い味方となるのがコインランドリーです。特にバスタオルやシーツなど大物や、部屋干しだと乾きにくい厚手の衣類に最適です。通常の洗濯は自宅で行い、乾燥だけをコインランドリーで行うという使い方が経済的でしょう。
乾燥機の利用は10分あたり100円程度、一回の使用で200〜300円が目安です。週に1〜2回利用すれば、月額1,000〜2,000円程度の出費で済みます。
工事期間中の天気が悪い日や、特に忙しい週末前に活用すると家事の負担が大幅に軽減されますよ。時間短縮と快適さを考えると、十分な価値がある投資といえるでしょう。
5.生活への影響と対策
外壁塗装を行うと、生活に様々な影響を与えます。主な影響は以下の通りです。
・音が出やすい日を把握しよう
・水性塗料でにおいを軽減しよう
・近隣に外壁塗装についてお知らせしよう
・車の出入り制限や駐車移動をお願いする
上記の内容について詳しく見てみましょう。
音が出やすい日を把握しよう
外壁塗装工事では特定の日に大きな音が発生します。特に足場の組立・解体日や高圧洗浄を行う日は騒音レベルが高くなります。事前に業者から工程表を受け取り、音が出やすい日をチェックしておきましょう。在宅勤務の予定がある方はオンライン会議の日程調整に役立ちます。
また、小さなお子さんやペットがいるご家庭は、特に午前中の作業が多い時間帯に外出予定を入れておくと安心です。騒音の大きい日は窓を閉め切る必要があるため、季節によっては扇風機や空調の準備も検討しておくとよいでしょう。
水性塗料でにおいを軽減しよう
塗装工事で気になるのは塗料の匂いです。最近は水性塗料が主流となり、以前の油性塗料に比べて臭気が大幅に軽減されています。見積もり段階で水性塗料の使用を確認しておくと安心です。それでも塗装直後は若干の匂いがあるため、塗装当日は窓の開閉に注意が必要です。
塗装面が乾くまでは換気を控え、乾燥後に短時間の換気を繰り返すのがコツです。特に寝室など長時間過ごす部屋の窓付近を塗装する日は、部屋の使用タイミングを工事担当者と相談しておくと快適に過ごせます。匂いに敏感な方は消臭スプレーや空気清浄機の準備もおすすめします。
近隣に外壁塗装についてお知らせしよう
外壁塗装は近隣の方々にも影響を与える工事です。工事開始の1週間前には挨拶回りをして、工事期間や時間帯を伝えておくとトラブル防止になります。特に隣接する家との距離が近い場合は、塗料の飛散防止対策を行っていることも伝えておくと安心していただけます。
業者によっては「工事のお知らせ」チラシを用意してくれるところもあるので、活用するとよいでしょう。また、騒音が大きい日程も事前に共有しておくことで、ご近所の洗濯物の外干しや窓の開閉などの参考にしていただけます。丁寧な事前説明が良好な関係維持につながります。
車の出入り制限や駐車移動をお願いする
工事期間中は車の出入りや駐車場所に制限が生じることがあります。足場の設置や資材の搬入出のため、一時的に車の移動をお願いされることもあるでしょう。特に車庫や駐車場が外壁に近い場合は、塗料の飛散から車を守るために移動が必要です。朝の通勤や送迎などで車を使う予定がある場合は、前日までに業者に伝えておくと対応してもらえます。
また、訪問者が予定されている日も事前に業者へ連絡しておくと、安全な出入り経路を確保してくれます。工事車両の駐車スペースも必要となるため、近隣の駐車場所の確認も大切です。
6.工程別「洗濯OK/NG」早見表
いつ洗濯物を干せるかを判断するには、工事の工程表が必要です。ここで確認することは、以下の2点です。
・工程別の「洗濯OK/NG」早見表
・前日連絡の手順
洗濯物を干すための手順を確認します。
工程別の「洗濯OK/NG」早見表
工程別に選択できるかできないかの早見表を提示します。
工程名 | 外干しの可否 | 備考 |
足場設置前の現場確認 | ○ | 現場確認の時間帯によっては終わってから外干しできる場合がある |
足場の設置 | × | 足場設置中は汚れや危険があるため外干し禁止 |
高圧洗浄 | × | 水や汚れが飛散するため外干し禁止 |
下地処理(補修) | △ | 飛散の恐れない作業の場合は干せる可能性あり。飛散作業は不可 |
養生 | △ | 飛散がないため外干し可能 |
外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り) | × | 塗料の飛散や臭いのリスクがあるため外干し禁止 |
乾燥 | ○ | 状況次第で可能 |
足場の解体 | × | 足場解体時の危険や汚れのため外干し禁止 |
外壁塗装中は多くの期間で外干しが制限されるため、室内干しやコインランドリーの利用など別の対応を検討されることをおすすめします。
前日連絡の手順
外壁塗装工事中に洗濯物を外に干す際は、事前の綿密な計画と当日の確認が欠かせません。まず工事開始前に業者から詳細な工程表を受け取り、どの日にどんな作業が行われるかを把握しましょう。高圧洗浄日や塗装日は外干しを避け、下地調整や休工日を外干し候補日として印をつけておくとよいでしょう。
工事期間中は前日までに必ず外干しする日の作業内容を担当者に確認し、「明日は洗濯物を外に干しても大丈夫ですか?」と具体的に確認することが重要です。また当日朝にも再確認すると安心です。天候や作業の進捗により予定変更はよくあることなので、常に最新情報を共有する習慣をつけましょう。
7.よくある質問
ここでは、洗濯物に関するよくある質問についてQ&A形式でお答えします。
Q. バルコニーだけなら干せる?
A. 基本的に外壁塗装工事中はバルコニーやベランダなどの屋外スペースに洗濯物を干すことはできません。足場や飛散防止シートの設置により、塗料の飛散や泥水の汚れ、臭いが付着するリスクが高いためです。また、床塗装を行う場合や作業動線の確保も必要になるため、洗濯物を干すスペースが確保できないことが多いです。
Q. 強い臭いが心配
A. 最近は揮発性成分が少ない水性塗料が主流となっており、臭いが軽減されています。工事前に水性塗料の使用を確認し、臭いの強い工程の際は換気時間の情報を工事業者から共有してもらうと安心です。塗装直後は臭いが残る可能性があるため、換気のタイミングや注意点を把握しておくことが重要です。
Q. 車の移動が難しい
A. 足場の設置や解体時、工事期間中は車の移動や駐車スペースの制限が生じることがあります。車が汚れたり傷ついたりするリスクもあるため、カーシートでの養生を行う塗装業者もいます。車の一時的な移動が必要な場合は工事業者と事前に段取りを相談し、サポートを受けるとスムーズです。
Q. 雨天で予定がズレたら?
A. 外壁塗装は天候の影響を受けやすいため、雨天や風の強い日は工事が中断されることがあります。予定の変更や遅延が生じたら、できるだけ早く工事業者から再スケジュールの連絡があり、その都度変更内容を確認しましょう。早めの情報共有により、生活計画の調整が可能になります。
Q. 相談先は?
A. 工事現場での細かな疑問や急な相談は、その場にいる職人に直接尋ねるのが最も早いです。話しづらい場合やより正式な対応が必要な場合は、工事の担当営業や管理者に連絡するとよいでしょう。担当者との適切なコミュニケーションが、スムーズな工事進行とトラブルの予防につながります。
8.まとめとご相談窓口
外壁塗装中の洗濯物は基本的に部屋干しが安全で確実な選択です。
この記事でご紹介した除湿器やサーキュレーターの活用、干し方の工夫、コインランドリーの利用など様々な対策を組み合わせることで、工事期間中も快適に過ごすことができます。
最も重要なのは、施工業者との事前打ち合わせです。工程表を共有し、外干し可能な日を特定しておくことで生活への影響を最小限に抑えられます。
日常的なご質問は現場の職人へ、より詳しい相談や個別の配慮が必要な場合は営業担当者にお気軽にご相談ください。
プロタイムズ大分東店では無料診断・お見積りも行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
執筆者/監修者
代表取締役
阿南 春男
私は、大分県大分市出身で、15歳の時に塗装の仕事に出会い、塗装一筋に30年やってきました。
大分県大分市を始めとする地域の多数のお住まいの外壁、屋根塗装工事を施工させていただいております。
「~まごころ~正直に一生懸命」を理念に日々現場と向きあっております。
リフォーム業界では現在でも手抜き工事、不良施工などを行う悪質業者が絶えない現状があります。私たちはそんな現状を無くす為にもしっかりとした現場調査、外装劣化診断を行ない、全ての情報を包み隠さずお客様にお知らせし、全てを理解していただいた上で最適な提案と施工をご提供致します。
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