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エースペイント便り

【保存版】外壁塗装の見積書の見方|「一式」の落とし穴と安心見積りの判断基準

スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。 

 

大分県大分市の外壁塗装・屋根塗装専門店「エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)」です。 

 

3社から見積もりをもらったけど、金額がこんなに違うのはなぜ? 

「『一式』って書かれても何をするのか分からないし、高いところを選べば安心なの?」 

 

こうした不安をお持ちなのではないでしょうか。 

 

この記事では、以下の点について解説します。 

 

・適正な見積もりの見極め方 

・見積りのチェックポイント 

・相見積もりのコツ 

 

を外壁塗装のプロがわかりやすく解説します。 

 

本記事を読むことで、「一式」などの曖昧な表記に惑わされることなく、適正価格で質の高い施工を見極められるようになります。最後に「相見積もりのコツ」とLINEでの概算シミュレーション」もご案内します。

1.まず結論:見積書で絶対にチェックする5項目

 

見積書で絶対にチェックするべき項目は以下の5つです。 

 

①塗料のメーカー名・商品名(グレードまで) 

②面積・数量・単価(「一式」回避) 

③塗り回数・工程・下地処理 

④費用内訳(足場・洗浄・付帯部・諸経費) 

⑤保証期間と対象範囲 

 

この記事や動画を見ることで、見積書で必ずチェックしなければならないポイントについて理解することができるでしょう。 

2.「工事一式」が危険な理由と、避けるための書き方

 

見積りの注意点

 

見積書で「工事一式」と書かれていると、とてもわかりやすく感じるかもしれません。しかし、この書き方には大きな落とし穴が潜んでいます。

・塗装を行う部分が不明確だから

・塗装面積・種類がわからず、塗装品質に問題が出る可能性があるから

・良い記載例をご紹介!

塗装を行う部分が不明確だから

「工事一式」など大まかな表記では、どの部分の塗装が見積もりに含まれているのか、具体的に分かりません。たとえば「外壁塗装工事一式」としか書かれていない場合、雨樋(あまどい)、雨戸、軒天、破風板など付帯部分の塗装が含まれているのか不明瞭です。 

 

「雨樋や雨戸なども塗ってもらえると思っていたのに、実は含まれていなかった」 

「付帯部に追加料金を請求された」 

 

といったトラブルが発生しやすくなります。 

【良い例】 

 

雨樋塗装〇〇円(含む)
雨戸塗装〇〇円(含む)
軒天塗装〇〇円(含む)
付帯部(破風板・水切り等)〇〇円(含む)

 

上記のように、塗装する部分と料金が明確になっている見積書の方が望ましいといえます。 

 

塗装面積・塗料種類が不明で品質に問題が出る可能性があるから

 

塗装面積や塗料の種類が不明確な場合、品質に重大な問題が生じる可能性があります。なぜなら、「工事一式」と書かれている場合、実際にどの程度の面積を塗装するのか明確でないため、適切な塗料の缶数が分からないからです。 

 

塗料はメーカーが「1㎡あたり既定量」や「必要塗布量」を定めており、それをもとに「塗装面積×規定量=必要缶数」として根拠を持って計算するのが本来です。塗装面積が不明確だと、工事で使用する塗料の使用量が不明確となるため、実際には塗装が薄かったり、不足することによる短命化など品質不良を招く恐れが高まるのです。 

 

また、塗料の種類が「一式」では詳細に記載されず、「シリコン塗料」「フッ素塗料」など大まかな表現のみの場合、本来使用すべきグレードや規定量を満たしているか分かりにくく、一部の業者は安価な塗料や塗布量不足で手抜き工事を行うリスクもあります。 

良い記載例をご紹介!

良い記載例は、以下の3点が明確です。 

 

材料費と施工費を分けて記載 

・塗装面積を㎡単位で記載 

・使用塗料は缶数まで記載 

 

【良い見積書例】

工事名称数量
外壁工事
高圧洗浄
アステックペイント エボパワーシーラー 15kg
アステックペイント プラチナ無機コート2000(淡彩色)16kg
施工費(無機)
150.00㎡
1.60缶
2.80缶
150.00㎡
屋根工事
高圧洗浄
アステックペイント エボプレミアムシーラー ライマーJY 15kg
アステックペイント プラチナ無機コート700-YT(標準色)12kg
施工費
80.00㎡
1.00缶
2.00缶
80.00㎡
付帯部塗装工事
雨樋塗装
軒天塗装
破風・鼻隠し塗装
70.00㎡
16.00㎡
32.00㎡

 

このように、工事名称や作業面積、使用塗料の名称や仕様缶数などが明記されているのです。 

3.面積と塗布量の根拠を確認

 

外壁塗装の見積もりや工事内容が妥当かどうか判断するため、「面積」と「塗布量」の決まり方や必要な塗料の缶数根拠を理解しておく必要があります。 

 

面積算出の方法 

・メーカー規定塗布量から必要缶数を算出 

・業者ごとで面積や塗布量が違うのは? 

 

塗装面積算出の根拠について理解を深めましょう。 

 

面積算出の方法

外壁塗装の面積算出は、建物の外周と高さを計測し、窓やドアなどの開口部を除外して行います。正確な塗装面積を把握することで、適切な費用見積りと必要な塗料量の算定ができるためです。算出方法には2種類あります。 

・実測:巻き尺やレーザー距離計で直接測定 

・図面計算:建築図面から寸法を計算 

 

どちらを使っても、以下の計算式を用います。 

 

計算式:外壁面積=外周の長さ×高さ-開口部の面積 

 

開口部の面積を除外することで、より正確に塗装面積を割り出すことができます。 

 

メーカー規定塗布量から必要缶数を算出

塗装面積と規定塗布量から計算し、必要な塗料缶数を正確に求めることが重要です。適切な塗料量を使用することで、塗装の品質と耐久性を確保でき、コスト管理にも役立つからです。 

 

必要塗料量塗装面積(㎡)×規定塗布量(kg/㎡)
必要缶数必要塗料量÷1缶あたりの容量

 

必要な塗料量の計算方法は、塗装面積(㎡)に対して、メーカーが定める規定塗布量(kg/㎡または㎡/ℓ)を掛け合わせて算出します。必要な塗料缶数は、計算した塗料総量を1缶あたりの容量(kgまたはℓ)で割ることで、購入すべき塗料缶数を求められます。2回塗りなら、2倍の塗料が必要です。

 

業者ごとで面積や塗布量が違うのは?

 

外壁塗装では、業者によって算出される面積や使用する塗料量に違いが生じます。測定方法の違いや外壁状態の判断基準、塗料の選定方針が業者ごとに異なるためです。以下の2点について詳しく解説します。

 

・面積算出に違いがあるから

・塗布量に違いがあるから

 

実測で丁寧に計る業者もあれば、図面から計算する業者、あるいは経験則での概算で済ませる業者もあります。また、窓やドアなどの開口部をどれだけ正確に差し引くかという点でも精度に違いがあり、これらが最終的な塗装面積の違いとなって表れます。

 

また、塗布量の違いについては、外壁の経年劣化の度合いや表面のざらつき具合をどう判断するかで必要量が変わります。選択する塗料の種類や品質、何回塗りを標準とするかといった施工方法の違いも、必要塗料量に影響を与えます。

 

適切な施工を受けるには、見積書の面積と塗布量の根拠を業者にしっかり説明してもらい、比較検討することが大切です。

4.使用する塗料の特定

 

見積書の記載されている塗料を確認するとき、「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった種類名だけの表記では、塗料の特定が困難です。 

 

・塗料の「種類名だけ」の表記はNG 

・商品名で機能差がわかる 

・艶についての表記にも注意 

 

塗料のメーカー・商品名・グレードまでチェックすることで、塗料の機能を正確に把握することができるのです。 

 

塗料の「種類名」以外も確認

見積書では塗料の種類名だけでなく、メーカー名・商品名・グレードまで必ず確認しましょう。同じ種類の塗料でも、実際の品質や性能、価格に大きな差があるためです。 

 

例えば「シリコン塗料」と記載されていても、メーカーによって耐久性や機能に違いがあります。また同じメーカーでも商品ごとに特徴が異なり、さらに同じ商品でも上・中・下などのグレードによって価格や耐久年数が変わります。これらの情報がないと、見積金額の妥当性や期待できる仕上がりを正確に判断できません。 

 

商品名で機能差がわかる

見積書に記載される塗料の商品名を確認すると、その塗料が持つ特別な機能や性能を把握できます。塗料メーカーは商品名に機能性を反映させていることが多く、名前から塗料の特徴や付加価値を判断できるためです。 

 

超低汚染リファインシリーズ」の場合、汚れが付きにくく美観を長期間維持できることを示しています。「スーパーラジカルシリコンGH」は、耐候性が高いラジカル制御型シリコン塗料であることをはっきり示しています。防カビ・防藻や遮熱といった機能をあらわす言葉が用いられていることも多いため、塗料を選ぶ際の判断材料にできるでしょう。 

 

艶についての表記にも注意

商品よっては、「艶」の有無を記載していることがあります。艶は全ての商品で選択できるわけではありませんが、選択肢がある製品の場合は必ず記載していなければなりません。

5.工程・回数・下地処理:仕上がりを左右する“中身”の確認

 

外壁塗装工事の品質は、単に塗料の種類や機能だけではなく、下地処理や洗浄、シーリングといった工事の「中身」によって大きく左右されます。

 

・作業内容の明記

・塗装回数の明記

・付帯部の塗装工程の明記

 

上記について確認します。

 

作業内容の明記

見積書を見る際には、作業内容が具体的に明記されているかを必ず確認することが重要です。見積書に作業内容が詳しく書かれていることで、どのような作業が含まれているかが明確になります。これにより「実際にはやっていなかった」「追加料金が発生した」などのトラブルを防げます。 

 

具体的には、高圧洗浄ケレン作業(さび落としや塗膜剥がしなどの下地処理)、シーリングの打ち替えや増し打ちといった作業が明記されているか確認しましょう。 

 

見積書に作業の詳細、範囲、単価まで記載されていることが、工事の透明性と品質確保の証となります。もし作業内容が不明瞭な場合は、質問や説明を求めることがトラブル回避につながります 

 

塗装回数の明記

 

見積書には塗装回数(下塗り・中塗り・上塗りなど)が明確に記載されているか必ず確認しましょう。塗装回数は仕上がりの品質や耐久性に直結する重要な要素であり、適切な回数が確保されているかどうかで工事の信頼性が判断できるためです。

 

一般的な外壁塗装では、下塗り1回と上塗り2回の計3回塗りが標準とされています。これは単なる慣習ではなく、下塗りが塗料の密着性を高め、上塗りが保護層となって耐久性を確保するために必要な工程です。塗装回数を減らすと塗膜が薄くなり、早期劣化や剥がれの原因となります。

 

見積書に回数が明記されていない場合、業者が手抜き工事(1回塗りや2回塗り)を行う可能性があり、結果的に耐用年数が大幅に短くなる恐れがあります。見積書で塗装回数の記載を確認することは、適切な工事品質を確保するための重要なチェックポイントなのです。

 

付帯部の塗装工程の明記

見積書では外壁本体だけでなく、付帯部(破風・雨樋・水切り等)の塗装工事について具体的に明記されているか確認することが重要です。付帯部も外壁と同様に劣化するため、一緒に塗装する必要がありますが、見積もりに含まれていない場合や範囲が不明確なケースが多いためです。 

 

付帯部の塗装が見積書に明確に記載されていないと、工事完了後に実際には塗装されていない部分があることに気づいたり、後から追加費用を請求されたりするトラブルが発生します。また「付帯部一式」などの曖昧な表現では何が含まれるのか不明確で、業者と施主の認識の違いから不満が生じることもあります。 

 

良質な見積書には「破風板:○○塗料 ○回塗り」「雨樋:○○塗料 ○回塗り」「水切り:○○塗料 ○回塗り」のように、具体的な部位ごとに使用塗料や塗装回数が明記されており、これにより工事の範囲と品質が明確になります。 

 

見積書を確認する際は、付帯部の塗装範囲と工程が具体的に明記されているかチェックし、不明確な場合は業者に質問して明確にしてもらいましょう。 

6.費用内訳の見方:足場・洗浄・付帯部・諸経費まで

 

見積書の費用内訳が細かく分けられているほど、工事中の予期せぬ追加費用が発生しにくくなります。詳細な費用内訳は工事の透明性を高め、施主と業者の間で工事範囲の認識を一致させるためです。

 

費用が細分化された見積書では、足場設置、高圧洗浄、下地処理、塗装工程など各作業の内容と金額が明確になっています。これにより何にいくらかかるのかが可視化され、「一式」などのあいまいな表現による隠れた費用や不要な工事がないかを判断できます。

 

また、細かく分けられた見積書を作成する業者は、現場を詳細に調査して各工程の必要性を把握している証拠でもあります。このような見積書では工事の全容があらかじめ計画されているため、工事途中で「実は追加工事が必要でした」と言われるリスクが低減します。

 

主要費用項目のチェックリスト

主要費用項目のチェックリストは以下の通りです。

 

基本情報の確認

□ 会社名・所在地・連絡先が明記されている

□ 見積書番号と日付がある

□ 工事期間(開始日・完了予定日)が明記されている

□ 支払条件・方法が明記されている

 

塗装仕様の確認

□ 塗料のメーカー名が明記されている

□ 塗料の商品名・グレードが具体的に記載されている

□ 塗装回数(下塗り・中塗り・上塗り)が明記されている

□ 塗布量や使用缶数が記載されている

 

費用項目の確認

□ 共通仮設費用(足場設置費・メッシュシート代)が含まれている

□ 高圧洗浄費用が明記されている

□ 養生作業費用が含まれている

□ 下地補修工事の内容と費用が具体的に記載されている

□ 付帯部塗装(破風・雨樋・軒天・水切り等)の費用と範囲が明記されている

□ 諸経費の内訳(現場管理費・廃材処理費・交通費等)が具体的に記載されている

 

追加・保証関連

□ 追加費用が発生する条件が明記されている

□ 保証内容・期間が具体的に記載されている

□ 使用する塗料の耐用年数が記載されている

□ アフターサービスの内容が明記されている

 

見積書全体の評価

□ 費用が細分化されている(「一式」表記がない)

□ 面積の算出根拠が明確である

□ 特記事項や注意点が記載されている

□ 契約条件が明確に記載されている

 

これらは信頼できる外壁塗装の見積書に必ず含まれているべき重要な項目です

 

内訳の「含む・含まない」の線引き

見積書では、各費用項目に何が「含まれているか」「含まれていないか」の線引きが明確に記載されているか確認することが重要です。曖昧な費用内訳は後から追加費用が発生する原因となり、予算計画の混乱や業者とのトラブルにつながるためです。

 

見積書に「足場工事一式」などと記載されていても、その内容は業者によって大きく異なります。例えば足場代に足場材運搬費・設置費・解体費・メッシュシート代が含まれているのか、あるいは別途請求されるのかが明記されていないと、工事開始後に「これは別料金です」と言われることがあります。

 

同様に「下地補修」や「付帯部塗装」などの項目も、どこまでの範囲が基本料金に含まれているのかを事前に確認しておかないと、想定外の追加費用が発生する可能性があります。信頼できる業者の見積書では、これらの線引きが明確に記載されています。

 

見積書を確認する際は、各項目の「含む・含まない」が明記されているかをチェックし、不明確な点は必ず質問しましょう。

7. 保証とアフター:年数だけでなく「対象範囲」を確認

見積書には、保証やアフターフォローについても記載されています。チェックするべきポイントは以下の3つです。

 

・保証書はいつ交付される?

・施工保証と製品保証は何が違う?

・保証の対象外となる項目は?

 

工事施工後の心配をなくすため、見積る所の段階でしっかりと確認しておきましょう。

 

保証書はいつ交付される?

 

外壁塗装の保証書は工事完了後に交付されるもので、受け取り時期を事前に確認しておくことが重要です。保証書は工事の完了を証明し、今後発生する可能性のある不具合に対する業者の責任範囲を明確にするための重要な書類だからです。 

 

早すぎる発行は意味がなく、逆に発行が大幅に遅れると保証の信頼性に疑問が生じます。良心的な業者は、最終検査と同時または数日以内に保証書を発行し、保証内容や連絡先などを明記しています。 

 

見積り段階で保証書の交付時期を確認し、契約時には保証書発行の約束を取り付けておきましょう。

 

施工保証と製品保証は何が違う?

施工保証と製品保証の違いを説明します。 

項目製品保証施工保証
保証主体塗料メーカー施工業者(塗装店・工務店)
保証対象塗料自体の品質・性能施工技術・工事の品質
保証内容塗料の初期不良や規定通りの使用での不具合塗膜の剥がれ・ふくれなどの施工不良

 

このように、同じ保障でも製品保証と施工保証には違いがあるのです。 

 

保証の対象外となる項目は?

 

外壁塗装の保証では、施工不良以外の原因による損傷や劣化は対象外となることが一般的です。施工業者やメーカーが責任を負えない外部要因や避けられない現象については、保証の範囲から除外されるためです。

保証の対象外となる主な項目には以下があります。

 

・建物の構造や地盤に由来する問題

・自然災害による損傷(台風・地震・豪雨など)

・経年による自然な色あせや表面の粉化

・日常的なメンテナンス不足が原因の不具合

・人為的な傷や故意の破損

 

これらの項目は保証の対象外となるため注意しましょう。

8.相見積もりの取り方と比較のコツ

相見積もりの比較ポイントは以下の3点です。

 

・同じ条件で見積もりを比較

・現地調査の姿勢で比較

・質問への回答で比較

 

比較内容を確認します。

 

同じ条件で見積もりを比較

外壁塗装の見積もりは、すべての業者に同じ条件で依頼し比較することが適切な業者選定の鍵となります。条件が異なると価格差の原因が業者の技術やサービスの違いなのか、単に仕様の違いなのかが判断できないためです。

 

条件を同じにするため、重視するべき項目は以下の通りです。

 

・塗料の詳細(メーカー/商品名/グレード/艶)

・塗装面積の算出方法

・塗装工程の回数(下塗り・中塗り・上塗り)

・付帯部の塗装範囲(軒天・雨樋・破風板など)

・保証内容(期間・範囲・条件)

 

これらが一致していないと、例えば高級塗料と一般塗料、3回塗りと2回塗りなど、品質に大きな差が出る要素が混在し、純粋な比較ができません。同条件での比較により、真の価格差や業者の特徴を見極めることができます。

 

現地調査の姿勢で比較

業者の現地調査にかける時間と姿勢を重要な判断材料にすべきです。現地調査の質は見積もりの正確さと工事の品質に直結し、業者の誠実さや専門性を見極める指標となるためです。

 

短時間(約10分)で調査を終える業者は、外観の簡易チェックのみで詳細な劣化状況を見落としがちです。このような表面的な調査では、工事開始後に予期せぬ問題が発見され、追加費用が発生するリスクが高まります。

 

対照的に、時間をかけて(約1時間)詳細診断を行う業者は、外壁の素材や劣化状態、補修必要箇所を細かく確認し、家の周囲だけでなく屋根や室内からの確認も行います。このような丁寧な調査は、正確な見積りと適切な工事計画につながります。

 

時間をかけて詳しく調査し、質問に具体的に答えてくれる業者は、工事の質も高い可能性が高いです。

 

質問への回答で比較

業者への質問に対する回答の具体性を重要な基準となります。回答の具体性は業者の専門知識の深さと誠実さを示す指標となり、工事の質や信頼性を予測するのに役立つためです。

 

具体的で明確な回答ができる業者は、専門的な知識を持ち、顧客に対して誠実な姿勢で接しています。例えば「なぜこの塗料が適しているか」という質問に「この家の環境と外壁素材を考慮すると、耐候性に優れたこの塗料が最適です」と具体的理由を説明できる業者は信頼できます。

 

質問への回答が具体的で分かりやすい業者を選ぶことで、工事の透明性が高まり、安心して施工を任せられます。

8.よくある質問

ここからは、見積書をチェックする際のよくある質問についてQ&A形式でお答えします。

 

Q1. 見積書サンプルの見方は?

工事内容が細分化されているか、塗料のメーカー・商品名・グレードの記載、正確な塗装面積、工程回数の明記、付帯部の塗装範囲と保証内容を確認しましょう。「一式」表記が少ないほど良い見積書です。

 

Q2. 追加費用が発生する条件は?

見積時に含まれない作業の追加、工事中の新たな損傷発見、契約外オプションの依頼時に発生します。良心的な業者は事前に説明・了承を得てから追加工事を行います。

 

Q3. 支払いのタイミングと方法は?

一般的に契約時・工事途中・完了時の3回分割払いが多いです。全額前払いは避け、支払条件は契約書に明記してもらいましょう。現金以外の支払い方法も確認しておくと安心です。

 

Q4. 工期の目安と天候リスクは?

外壁塗装は1〜2週間程度かかります。雨天や強風時は作業ができず工期が延長されますが、通常は天候による延長で追加費用は発生しません。

 

Q5. クーリングオフや契約書の注意点は?

契約書受取から8日以内ならクーリングオフ可能です。工事内容・金額・工期・支払方法・保証内容をすべて書面化し、口約束は避けましょう。

9.大分市でのご相談はプロタイムズ大分東店へ

今回は、外壁塗装の見積書をどのように見るべきかについて解説しました。プロタイムズ大分東店では、お客様が安心して工事を依頼できるよう、透明性の高い見積書作成と丁寧な説明を心がけています。

 

プロタイムズ大分東店の見積書では、「工事一式」といった曖昧な表記は一切使用せず、以下の5項目を必ず明記しています:

 

・塗料のメーカー名・商品名・グレード

・正確な面積・数量・単価

・塗り回数・工程・下地処理の詳細

・費用内訳(足場・洗浄・付帯部・諸経費)

・保証期間と対象範囲

 

また、面積算出の根拠と塗布量の計算方法も明確にお示しし、お客様に安心してご理解いただけるよう努めています。工事中は定期的に工程写真をお届けし、完了時には詳細な報告書を提供。保証書のサンプルも事前にご確認いただけます。

 

ご相談は公式LINE・店舗来店・訪問診断から選べますので、まずは無料「塗装のタイミング」チェックリストをご活用ください。プロタイムズ大分東店は、外壁塗装のプロとして、大分市の皆様の大切な住まいを守るお手伝いをいたします。

 

 

執筆者/監修者

阿南 春男の写真

 代表取締役

阿南 春男

私は、大分県大分市出身で、15歳の時に塗装の仕事に出会い、塗装一筋に30年やってきました。
大分県大分市を始めとする地域の多数のお住まいの外壁、屋根塗装工事を施工させていただいております。
「~まごころ~正直に一生懸命」を理念に日々現場と向きあっております。
リフォーム業界では現在でも手抜き工事、不良施工などを行う悪質業者が絶えない現状があります。私たちはそんな現状を無くす為にもしっかりとした現場調査、外装劣化診断を行ない、全ての情報を包み隠さずお客様にお知らせし、全てを理解していただいた上で最適な提案と施工をご提供致します。

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