エースペイント便り
【保存版】雨漏り修理の応急処置法&自分でやってはいけないケースを解説
2025年06月12日(木)
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
大分県大分市の外壁塗装・屋根塗装専門店「エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)」です。
「昨日の雨で天井から“ポタポタ”と水が垂れてきた…」。そんな経験はありませんか?
突然の雨漏りは、誰にとっても焦るトラブル。急に起こると本当に困りますよね。ただし、すぐにできる応急処置法を知っておくだけで、雨漏りの被害を最小限に食い止めることができます。
ただし、注意も必要です。
なぜなら、雨漏りを自分で修理しようとして逆に悪化させてしまうケースも多いためです。そうならないためには、雨漏りのプロに修理を依頼するのが一番確実な方法です。
このブログでは、雨漏りの応急処置の正しい方法とともに、雨漏り修理をプロに任せるべき理由までしっかり解説します。ご自宅の雨漏りが気になっている方や雨漏りでお困りの方は、ぜひ最後までお読みください。
1. 雨漏りが起きた時、まずやるべきことは?
突然の雨漏りは、誰にとっても焦るトラブルですが、初期対応を迅速に行うことで、被害を最小限に抑えることができます。
ここでは、雨漏りが起きた時に、まずやるべきことを紹介します。
雨漏り被害を最小限に抑える初期対応としては、
- ・
家電・家具を濡らさない - ・
雨漏り箇所を特定する - ・
バケツなどで水受けする - ・
ブルーシートで養生する
などがあります。
また、雨漏りが起こった場合、雨が止むまでの安全確保も忘れてはいけません。具体的には、感電対策や家族の避難誘導など、二次災害を防ぐ意識を持つことが重要です。
2. 自分でできる応急処置の具体的方法
雨漏りが起こった場合、まず自分ができる範囲で応急処置を施すことで、その後のお住まいの状況が大きく変わります。
ここでは、素人の方でもできる一時的な処置方法を屋内・屋外別に紹介します。
屋内でできる応急処置
① 天井からの水滴対策
まずは雨漏りしている箇所の下にバケツやタライを置いて、室内が濡れるのを防ぎます。ある程度雨水が溜まってくると、水しぶきが起こって周囲に飛び跳ねてしまうため、不要になったタオルや雑巾をバケツやタライの底に入れておくと安心です。
② 床が濡れるのを防ぐ方法
防水シートやレジャーシート、新聞紙を敷いて、雨水で床が濡れるのを防ぎます。床が濡れた場合は、雑巾などで水を吸い取るようにしましょう。カーテンは早めに取り外してしまうか、または濡れないよう短く上にまとめましょう。
屋外でできる応急処置
① ブルーシートと土嚢で屋根をカバー
ホームセンターなどで手軽に購入できるブルーシートは、屋根の応急処置として大変便利です。ただし、雨漏りの浸入箇所を特定するのはプロでも難しいため、大きめのブルーシートで広範囲にかぶせることをオススメします。その際、風などでブルーシートが飛ばされないよう、砂利を詰めた土嚢袋などを置いてしっかり固定するようにしましょう。
② 雨どいの詰まり除去
雨どいの詰まりは雨漏りの原因となるため、落ち葉などで雨樋が詰まっている場合は除去して、雨水が流れるようにしましょう。また、雨どいにひび割れなどがある場合は、補修テープなどで修繕しましょう。
※補修テープの種類によっては雨樋の材質に適さない場合もあるので、用途に合った製品を使用します。
屋外で応急処置をする際の注意点としては、強風時や屋根の高所作業は避けること、そして雨が止んでからの作業を原則とすることです。
また、作業をする際には、屋根に上がる際の補助や怪我をした時にすぐ連絡ができるよう、なるべく二人一組(一人が屋根に登り、もう一人は地上待機)での作業をオススメします。
3. 応急処置で使える道具・材料
いざ雨漏りが起こった際、応急処置で使える道具や材料をご自宅に備えておくと安心です。
ここではホームセンターや100円ショップなどで購入できるDIY初心者でも使いやすい道具・材料を紹介します。
・防水テープ
トタン屋根や陸屋根の場合は、防水テープで雨の浸入口をふさぐことができます。
まずは、雨漏りしている箇所周辺を雑巾などできれいにしましょう。きれいにしたら、雨水の流れる方向の下流から上流に向かってテープに空気が入らないよう貼っていきます。広範囲に貼ると雨漏りの経路が変わって別の箇所から雨漏りが発生する可能性があるため、原因箇所付近だけに貼りましょう。
・ブルーシート・土嚢袋
ホームセンターなどで手軽に購入できるブルーシートは、屋根の応急処置として便利です。使用する際は、大きめのブルーシートを広範囲にかぶせることをオススメします。その際、風でブルーシートが飛ばされないよう、砂利を詰めた土嚢袋を置いてしっかりと固定するようにしましょう。
・ガムテープ・養生テープ
防水テープがない場合、ガムテープや養生テープを雨漏りの応急処置用として代用することができます。ただし、防水性が高くないため、使用する際は多めに重ねて貼るようにしましょう。
上記で紹介した道具のほとんどはホームセンターで購入できるほか、100円ショップやコンビニで買えるものもあります。また、いざという時に備えて複数の道具を揃えた応急処置キットを準備しておくこともオススメです。
4. 自分でやる修理の限界と失敗例
ここまで、雨漏りが起こった際に自分で応急的に修理する方法を紹介してきましたが、正直なところ、素人の方の応急措置には限界があります。
理由としては、雨漏りの原因や浸入箇所を特定するのはプロでも難しく、表面的な応急処置では雨漏りの再発リスクが高いためです。
DIYで雨漏りを解決しようとして失敗する代表的な例としては、誤った部材を使用したことにより天井の雨染みが広がるなど、雨漏り被害の拡大です。
また、雨漏りの原因を取り違えて応急措置をした結果、それが逆効果となって雨漏りの範囲が広がることもあります。そうなった場合、家の保証が適用されなくなるリスクがあるほか、火災保険の対象外になる可能性もあります。
このように、雨漏りは素人の方では気づきにくいリスクや問題点があるため、雨漏りが起こった場合は、プロに相談するのが一番確実です。
5. プロに相談するべきタイミングとは?
雨漏りは時間の経過とともに被害が拡大するほか、目に見えない場所で進行している可能性もあります。雨漏りが起こった場合、プロへの相談が必要なサインや判断基準について紹介します。
プロに相談すべきサインとしては、
- ・
同じ場所から繰り返し雨漏りする - ・
天井や壁にカビ・シミが広がっている - ・
漏電の疑いがある
などがあります。
雨漏りの原因や浸入箇所を特定するのはプロでも難しく、まして素人が対処するのは困難を極めます。雨漏りの再発リスクを防ぐためには、早めの相談がカギとなります。雨漏りのプロによる点検だけでも依頼する価値があるため、上記のようなサインが見られた場合はプロに相談することをオススメします。
エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)では無料診断を行なっております。雨漏りに心当たりのある方や、ご自宅の現状が気になる方はお気軽にご連絡ください。
6. 雨漏り修理のプロに依頼するメリットと気になる費用は?
雨漏りは目に見える状態では、すでに重症化している可能性があります。少しでも気になる症状がある場合は、すぐにプロに修理を依頼することをオススメします。
プロに依頼するメリットとしては、雨漏りの原因特定から再発防止まで一貫してお願いできること、そして屋根などの高所作業も安心して任せることができることです。また、雨漏り修理に火災保険や助成金などが利用できるかどうかの相談にも乗ってくれます。
プロが修理をおこなう場合、屋根の種類や特徴、劣化状況によって修理方法が変わってきます。
修理方法は、細かい箇所の補修から、傷んでしまった屋根材そのものの交換、瓦の葺き替えまで幅広くあります。専門的な知識を持つプロであれば、幅広い修理方法の中から建物の劣化状況や特徴に合った最適な修理方法を選んで工事を行なってもらえるため安心です。
雨漏り修理にかかるおおよその費用は?
気になる費用についてですが、雨漏りの修理費用は雨漏りの発生する原因によって変わってきます。
重度の劣化症状であれば、修理に100万円近くかかることもありますが、軽度の劣化症状であれば、そこまでかかりません。防水のコーキング修理のみであれば、5~10万円程度で済む場合があります。また、瓦に一部ズレがあるなど、瓦の一部分のみを修理・差し替えする場合は1~5万円が目安です。
屋根の棟板金を交換する場合や、谷樋を撤去・交換する場合は~20万円程度が目安ですが、大掛かりな作業になる場合は50万円を超えてくるケースもあります。
重度の劣化状況になると、屋根全体を重ね葺きするカバー工法や葺き替え等の修理が必要になり、その場合は60万円~100万円かかる場合もあります。ただし、もともと施工不良だった場合や、経年劣化により屋根がかなり傷んでいる場合は、200万円~300万円程度のコストがかかることもあります。
雨漏りの発生原因によっては、火災保険が適用されるケースがあります。
台風などの自然災害によって雨漏りが発生した場合、火災保険を利用して、実質0円で修理を行うことができることもあります。そのため、火災保険に加入しているか、また加入している場合はどのような条件で保険がおりるのか確認しておきましょう。
プロに雨漏り修理を依頼する際は、費用はもちろん大切ですが、アフターサポートや保証内容も考慮するようにしましょう。
7.【まとめ】雨漏り修理は「応急処置」+「プロの点検」で安心!
雨漏りが起こった場合、応急処置により当面の不安は解消できますが、根本的な修理はプロの力が必要不可欠です。そのため、信頼できる業者への早めの相談・点検が雨漏り被害を防ぐカギとなります。
雨漏りは目に見える状態では、すでに重症化している可能性があります。そうなった場合、修理費用が高額に及ぶ可能性があるため、雨漏りでお困り場合はプロに相談するのが一番確実です。
エースペイント株式会社(プロタイムズ大分東店)では無料診断を行なっております。雨漏りに心当たりのある方や、ご自宅の現状が気になる方はお気軽にご連絡ください。診断のプロが親切丁寧にお応えします!
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